あらすじ
乙女ゲームのやり過ぎによる睡眠不足が原因で死んでしまったわたし里村七海は、気が付くと死の直前までプレイしていたゲーム『満月を君と』の主人公・アデライドとして転生していました。
――わたしの唯一の心残りは、攻略対象キャラクターである推しの子爵令息エリク様を救えなかったこと――。
『満月を君と』は話題作りなどの理由で理不尽な難易度になっていて、何度やってもハッピーエンドを迎えられなかった。あらゆる場面にバッドエンドに直結する選択肢があるせいで、いつもエリク様が闇落ちして破滅してしまっていたのです。
……推しのそんな姿を見るのは辛くて、いつも申し訳なさと悔しさで涙していた……。
だからゲームの世界にいると気付いたわたしはすぐ、今度こそ推しを救うと決意するのでした。
待っていてくださいね、エリク様。次こそはバッドエンドを回避して、貴方をハッピーエンドに導きます。