あらすじ
プレイヤーの持つ強さとは何か。
レベルアップによる能力値の上昇か?
強力な装備による恩恵か?
否、断じて否だ。
プレイヤーが持つ真の強さ。それは、圧倒的なまでの試行回数である。
何度敗北しようが、何度ゲームオーバーになろうが、その度に決して消えることの無い知識や経験をプレイヤーは身に着けるのだ。
本来なら一度死ねば終わりの世界において、それがどれだけ強力なのか。
もはや考えるまでも無いだろう。
そんなプレイヤーとしての能力を、青年ノアはスキルとして持っていた。
しかし発動条件が所有者の『死』であるそのスキルはこの世界において外れスキルでしか無く、無能としての烙印を押された彼は世界の最底辺として絶望の日々を送ることになってしまう。
しかしある日のこと。パーティリーダーに裏切られた彼は囮としてダンジョン内に取り残され、魔物に殺されてしまった。
本来ならこれで終わりだった彼の命だが、そこでようやく彼の持つスキル≪プレイヤー≫が覚醒する。
それからと言うもの、レベルが、スキルが、そして詰みあがる経験が、彼を強くしていった。
これはそんな無能の烙印を押されたはずの青年が外れスキル≪プレイヤー≫の力で世界最強へと成り上がる物語である。
※えっちイベントがある回は『♡』が付いています。