あらすじ
『推し活』という言葉を知って数年。
10代の頃はアイドルや漫画のキャラにもそれなりに夢中になれたが、年々そんな気持ちも落ち着き、特に何かに興味を持つこともなくなった私が三十路にして初めて出会った尊い存在。
娘。
笑った(尊い)
泣いた(尊い)
怒った(尊い)
拗ねた(尊い)
しかし常にベッタリ行動出来たのも幼稚まで。
小学生になり、学校がお休みの日は当たり前に友達同士で公園へ。
そんな娘を旦那と二人、ヒヤヒヤハラハラしながら見守ったが、僅か数回で旦那は克服。
「自分が子供の頃を考えてみ?そら友達と遊びに行くやろ。俺等は夫婦でのんびり過ごそうや」と。
は?娘がお外に遊びに行ってる時間に夫婦でイオンに買い物とか行くか!
お友達と喧嘩して帰って来るかも知れへんのに!
もう◯◯ちゃんとなんか遊ばへん!
怒り泣きの娘を何度ヨシヨシと抱きしめたことか!
ランドセルにキッズケータイを忍ばせて、常にGPSで居場所を確認し、ピアノ、塾、スイミングの送迎に自転車を走らせる。
夏休み冬休み、自然が大好きな娘を連れて海も川も雪山も。
自然の中ではしゃぐ娘を追いかけて撮影。
愛してる?大好き?そんな言葉言わない。そんな言葉で収まらない。
「あんたは私の命や!!命より大事なんやからちゃんとわかっときや!」
一挙一動が愛おしく、娘の成長に一喜一憂する毎日…も、かれこれ16年目に突入です。
推しの幸せが私の幸せ。
…そんな私の溺愛育児記録の一部に、少しお付き合いくださいませ。