あらすじ
長きにわたり争い続けるヴァルディア王国とルミエール帝国。互いの未来を背負い戦場に立つ二人の王子、冷静な策略家カイル・ヴァルディアと、情熱的なリアン・ルミエール。
月明かりに照らされた戦場で、偶然にも出会った二人は剣を交えることなく対話を始める。敵でありながら、互いの苦悩や平和への願いを理解し合う中で、次第に心が惹かれ合っていく。
リアンの真っ直ぐな言葉と触れた温もりに、カイルの心は揺れ動き、戦争という現実を忘れるかのように二人は月下で一つになる。しかし、敵対する立場は彼らを引き裂き、再び別々の道を歩むことを余儀なくされる。
それでも二人は互いの存在を支えに、争いを終わらせるため和平への道を模索する。敵でありながら心を通わせた二人の愛は、やがて平和を象徴する物語となり、戦火に包まれた世界に希望の光を灯していく。