あらすじ
【あらすじ】
「さぁて行こうか。いまから宇宙へ」
舞台は、近未来の日本。
ある春の日、高等部に進学した主人公・奥宮日向(おくみや ひなた)は、授業中に乱入してきた財閥令嬢・天代鈴音(あましろ りんね)に、強引に連れ出されてしまう。見た目は二歳年下の小生意気な少女。そんな彼女に、弱みを握られてしまったのである。
鈴音に手を引かれ、辿り着いた場所は、彼女が運営する宇宙ベンチャーのアストラル・クレスト社。そこで、能力を見込まれた日向は、遠隔操作技術を用いて、スペースデブリ除去作業を手伝わされる羽目になる。大胆不敵な性格の鈴音に業を煮やしながらも、どこか彼女を放っておけない日向。結局、日向は日常を破壊された挙句、彼女の自由気ままな言動に、為すすべなく振り回されていく。
そんな日々を過ごしていた時、事件が起こる。開業して間もない宇宙ホテルが、国際テロ組織・救済統合党によって破壊されてしまったのである。
その残骸の除去を依頼され、申し出を受ける鈴音。
しかし、一つの襲撃事件をきっかけとして、彼らの歯車が狂い出す。交錯するそれぞれの思惑、すれ違う心。そして日向と鈴音は、政財界を巻き込んだ策謀に翻弄されるなかで、事件を追いかける公安によって犯罪者としての烙印を押されてしまう。
他方、国際テロ組織・救済統合党は、宇宙ホテルの残骸を首都に落とす計画を進めていた。宇宙ホテルはその動力源として、原子炉を用いた構造となっており、大規模な虐殺を目論んでいたのである。
計画の黒幕は、日向が昔からよく知る人物であった。過去との因縁を断ち切るため、愉快で個性的な仲間たちとともに、理不尽な世界の在り方に挑む。
宇宙空間で繰り広げられるテロリストとの最後の戦いでは、日向の能力によって宇宙ホテルの落下を防ぐことに成功する。しかし、その代償は大切な人との別離であった。
――衛星軌道上で紡がれる近未来SF×青春×異能力ファンタジー――
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第19回小学館ライトノベル大賞 一次選考通過作品(2024/12/01)
※ 二次選考通過ならず(残念!)
※ 使用ペンネーム:置沢峰慶
※ 投稿にあたりWeb版として若干改稿。
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