あらすじ
明智光秀は織田信長の首級を取るため、燃え盛る本能寺に突入。
信長と共に炎に包まれた彼は、魔物と魔法が溢れる異世界に転生した。
転生先で僧侶としての使命と、テンカイという名を授かる光秀。
しかし光秀は安穏として暮らすつもりはなかった。
転生してなお胸裏に燃える執念――『魔王・織田信長の首級を取る』
それに突き動かされ、光秀は魔王討伐の勇者パーティに志願する。
自分が転生したのだから、きっと信長も転生しているはず。
そして信長が転生したなら、必ず魔王となっているはず。
「というわけで、僕は勇者様の旅を支えます! 魔王信長を今度こそ殺すために!」
「ひっ⁉ ワシ……じゃなくてワタシを殺さないでぇ!」
「?」
力強く魔王抹殺を宣言する光秀なのだが、女勇者の反応はおかしくて。
「な、なぁテンカイ。もしもワタ……信長が転生して美少女になっていたとして、それでも殺す?」
「美少女? 勇者様みたいにってことですか?」
「もぅ……そういうの照れちゃうな///」
「まぁノータイムで殺しにかかりますね」
「 」
絶対に信長の転生者を殺したい僧侶。
絶対に正体を知られたくない女勇者。
そこに盗賊と商人の乙女たちが加入して、今日も勇者一行の旅はにぎやかだ。