あらすじ
これは私の下の娘が川崎病になった記録です。どんな症状から始まり、どのように経過を見守ったのか。不安な気持ちも悲しい気持ちも、思ったままの正直なものを綴っています。
私が書いたこの文章で、一人でも多くの方が川崎病の症状に気付き早期に治療が開始できること、また過去に同じような症状で自然治癒した方にも、「もしかして……」と病院での検査を促せるような、そんなものになれば良いと思って書きました。
川崎病にかかった全ての人が、生涯安心できる治療を受けられることを心から願っています。
ー川崎病ー
乳幼児期に好発する小児の代表的な後天性心疾患。重篤な合併症である冠動脈瘤が残ると、冠動脈内の血栓形成予防として長期的な内服薬の使用や、心臓の状態によっては運動制限などが必要となる場合があります。
原因は解明されていません。
症状
・発熱
・両側眼球結膜の充血
・口唇の赤み・いちご舌
・発疹、BCG接種痕の発赤
・四肢の変化
・首のリンパ節腫脹
これら6つのうち5つ以上当てはまると確定診断になります。
心臓を栄養する冠動脈という血管に変化が生じることもあります。最終的には冠動脈瘤と呼ばれる心臓の合併症を起こすことがあるため、慎重に症状を見極めつつ診断し、早期に治療をおこなうことが求められます。