あらすじ
※この作品は2020年公開した同作の改訂版となります。
【21世紀の同胞へ】
人生は一度きりだ。
それは僕が生きる未来の世界においても、君たちの21世紀と同じだ。
しかし未来にはVRL(ヴァーチャル・リアリティ・ライフ)がある。
それはたった2時間で人生を経験できるという凄いシステムなんだ。
僕が敬愛して止まない天才科学者、木佐貫一博士は2101年に『シンギュラリティ宣言』を発し、その後科学は飛躍的に進化し、VRL誕生に至った。
ところが、ドクター木佐貫は宣言後、『木佐貫黙示録』と呼ばれる遺書を残して失踪してしまう。
VRLには時代ごとにシナリオがあるのだけど、なぜかこれまで21世紀に関するものは存在しなかった。
ドクター木佐貫と21世紀オタクの僕としては、ぜひともドクター失踪の謎を追いたい。
だからこの時代にどうしても行きたい。
そう思っていたら誕生したんだ。つい最近。
そして僕は21世紀の君たちへメールを書いた。
それが物語のプロローグに記されている。
まずはそれを読んでほしい。
柊周