あらすじ
一年前の夏。古曳鳴の家は消し飛んだ。
そこから心機一転。母の故郷に引っ越して、暮らし始めた十六の秋。
「はたた姫の墓っていうもんがあるんよ」
祖父に連れられて向かった墓で、ちょっと変わったお姫様と鳴は出会う。そして、そのまま憑りつかれてしまった。
「神在祭までに、わたくしの神器を探し出すのです」
氏神たる姫の神器で、来たる厄を祓うため。約束を果たすため。鳴の奔走が始まる。
姫の子孫の一人であり、同じように姫を見られるローテンション男子の雨田継も巻き込んで、いざ神器探しへ。
※)作中、出雲弁がところどころ出ます。東部寄りの、然程訛らない程度です。また、地名等は権利関係上問題のないものだけ出しています。