あらすじ

「私はずっと人間が嫌いでした。だけどすこし、好きになれそうな気がします」  と彼女は私にほほ笑んだ。これから変わっていくはずだった彼女の未来は奪われてしまった。そして彼女を殺した犯人が捕まることもなかった。もちろんそんなわけはないのだが、もしかしたら彼女は自分に訪れる悲劇の未来について、予兆のようなものがあったのかもしれない、と思う時もある。だって最後に交わした言葉と、初めて彼女に会った時に交わした言葉が、やけにリンクするものだったからだ。急ぐように、彼女は私にそれを伝えなければならない、と考えたのかもしれない。

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カクヨム
カクヨム2025/01/16
  • 現在の作品彼女の死体は薔薇で覆われた