あらすじ
この世の中は無情だ。
憲法や法律があるのに、必然としていじめを行ってくる。
こんな世の中で良い感じで生きられるかと聞かれたら100%無理だと答えられる自信がある。
――僕はそのいじめられた内の一人だ。
中1の頃、友達がいじめられていた。先生をすぐさま呼んだからもう大丈夫だと思った。
先生は顔をしかめると、見て見ぬふりをした。そしていじめっ子がこっちを向いて追いかけてきた。
僕は怖くなった。走って逃げた。逃げて逃げて逃げて――それから僕をいじめてきた。
学校であったら、いきなり殴ってくるし、下駄箱には汚いものや画鋲、落書きがされ、机には暴言が書かれていた。
毎日校舎裏へ呼び出され、「調子乗ってんじゃねえ!」と逆ギレのような形で殴られ続けた。
僕は何もできなかった。悔しい。そんな思いが募っていった。
耐えに耐え、ついに高校受験。僕はあいつらとは絶対同じ学校に行くかと思った。僕は隣町のそのまた隣町の高校を選んだ。
当然、親は反対した。一人暮らしは無理だ、って。でも、僕の決意は変わらなかった。2ヶ月経って、ようやく認めてくれた。
そして2月。前期試験で僕は受かった。僕は開放感が広がった!これからは自由だと。そして僕は、あの本に出会う。
『厨二病ヒーロー』に出会った。