あらすじ
九州の山奥、神話の郷と呼ばれる静かな土地に佇む古びた一軒家。
そこに引っ越してきた僕『ハル』は、ひょんなことからエルフの少女『ルミナ』と同居することになった。見た目は幼いけど、その年齢も過去も不明。
彼女はいつも無邪気で元気!
その姿はどう見ても保育園に通う女の子のソレで。
おまけに
「ルミナの将来の夢はねー、ハルのお嫁さんになること!」
なんて言うもんだから、複雑な気持ちになる。
森の手入れや日常の料理、さらには僕の膝の上に座ってご飯を食べさせようとする彼女に、振り回されっぱなしの日々。
でも、彼女の瞳の奥は、どこかいつも寂し気で……。
この家の元の主であるおじいちゃんと、彼女には深い繋がりがあったらしい。
やがて僕は、祖父がこの森に隠していた秘密や、ルミナが抱える「エルフとしての孤独」に気付いていく。
そんな彼女のために僕ができることは何だろう?
一緒に暮らしながら、僕なりの答えを探していくことにした。
あの頃の僕は、エルフのお尻に敷かれる毎日が、やがてかけがえのないものになるなんて、思いもしなかったんだ。