あらすじ
普通の女子高生、多楼亜麻奈(たろうあまな)は大判焼きを買って帰宅中、 交通事故で還らぬ人となる。
目が覚めると、亜麻奈は森の中に居た。そして、自らの名以外の記憶を全て失っていたのだ。
森の中を彷徨っていると、双子の妖精と出会う。しかもその片方は死にかけているではないか。
亜麻奈を警戒する妖精。その時、妖精の腹が鳴る。彼らは空腹だったのだ。目前の生き物を救いたいと願う亜麻奈の掌に突然現れた大判焼き。空腹の妖精がそれを食すとたちまち力が漲る。死にかけていた方の妖精にも与えると、死の淵から蘇り、同じく生命力が溢れ出す。
妖精の村に案内された亜麻奈は、奇跡の菓子を作り出す聖女様と崇められ、奇跡の菓子の存在は噂となり世界中を駆け巡る。
だが、それを狙う国家達の魔手が亜麻奈へと忍び寄る。バーン王国、イーマ・ガワ帝国、蜂楽皇国、クァイ・ティエン王朝、ゴザソール連邦ら各地の大国、そして魔界の王アージマンとの間に聖女アマナと奇跡の菓子を巡る戦争が勃発する。その菓子を手中に収め、自らの国の名を付けるために……
◆キャラクター
☆多楼亜麻奈(たろう あまな)
主人公。大判焼き大好きな女子高生。異世界転移と同時に「奇跡の菓子」を作り出す能力を得る。
○パンセ&ポンセ
妖精の双子。しっかり者の姉パンセとやんちゃな弟ポンセ。奇跡の菓子を食べ、アマナの友人となる
●カスター・ド・クリム王子
よくお忍びで森の村に来る眉目秀麗で心優しいバーン王国の王子様。奇跡の菓子とアマナに惚れる。
●キャラメ・ル・クリム王
バーン王国国王。平和を愛する名君。病床に伏せっている。