あらすじ
小国・ランベール公国の若き王、アレン。父の急逝により突然王位を継承した彼は、わずか1か月で滅亡の危機に瀕する。兵力はたったの500。対する敵軍は、1万もの大軍。しかも指揮官は、相思相愛の婚約者――セリア王女。絶望の中でアレンが頼るのは、かつて日本人だった時の知識を活かした奇策――紙飛行機による絨毯爆撃だった。彼は大勝利を収め、世界にその名を轟かせる。
アレンのもとには、可憐で才気あふれる女性たちが集う。義妹でありながら将軍として勇ましく指揮を執るエリシャ、忠義に厚い護衛メイドのリーナ、内政や交渉術に長けたサーシャ――同じ転生者である彼女たちは、アレンと深い愛を育んできた。
グリフォード公国、4公国連合、そしてクロイツ帝国――頭角を現すごとに、次々と立ちはだかる強国たち。しかし、アレンがひるむことはない。実は現世は2度目の転生であり、前世では皇帝として世界を制覇した過去を持つのだ。
「さぁ、世界征服を始めようか?」
血と鉄、策略と忠義が交錯する戦乱の時代。いつしか世界は、アレンを軸として動き始める。世界を制覇してめざす、新たな秩序とは――波乱万丈の英雄譚が今、幕を開ける。