あらすじ
全身黒のロリータファッションで着飾った転校生の江戸鮭さしみ。
少しばかり引っ込み思案な彼には夢がありました。
それは毎日充実した甘美で春色なキラキラライフを送ること。
朝は友達と一緒に登校して、お昼には購買で美味しいパンの争奪戦。放課後になれば気の合う仲間と部活動と銘打ったお茶会を...。
どこに行くにも何をするにも友だちに囲まれて、まさに青春謳歌に相応しい学園生活を送るのだと。
そんな夢を叶えるために通い始めた学園で、同じく転校生だと名乗るちんまりした少女に出会います。
自分にないキラキラした輝きを持った彼女に手を引かれ、江戸鮭は学園の門をくぐりました。
きっとここから願っいた夢のような生活が始まるのだと──
...ですがそんな私の妄想は早々に打ち砕かれることになるのです。
濛々と立ち上る砂埃の中心には倒れ伏す学生がひとり。それともうひとり、天を指差す小さな少女。
転校初日の朝、グラウンドでは決闘が繰り広げられていたのです。
そして、
「私はこの学園に革命をおこすから!きらら系の革命を!」
そう宣言した彼女は私の手を引いていた彼女、もるこさん。
彼女の宣言はそれだけには留まりません。
「このゴスロリを革命のシンボルに!きらら系のために私が全部ぶち壊すから!」
──平穏な、よくある「きらら系」な日常を謳歌したい江戸鮭と「きらら系」の革命を考えるもるこ。
片一方の思惑だけが跋扈する能力バトルが幕を開けます。
「きらら系になりたい!」