あらすじ

『今宵、ついに夜の主《あるじ》、闇の魔法を掌る者が産まれ出づる。天に感謝を! この世に安らぎの喜びを!』 炎と風と土と水。その4つの魔法と唯一太陽の光だけがある世界に、これまで誰も使えなかった魔法を持った赤子が生まれるという、神の喜びの声が響き渡ったその日の夜、ひとりの赤ん坊が産まれた。 ただひとり黒い髪と黒い瞳を持ったその赤ん坊はすぐに王命により王女との婚約が整えられた。 しかし、見慣れない色を持つ誰も知らない魔法が使えるという神託を受けた少年は王城内で疎まれて育てられた。 食事も満足に与えられないのに、仕事ばかりを押し付けられる。 そうして彼は、幾つになっても闇の魔法を使えるようにはならなかった。

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小説を読もう2024/12/31
  • 現在の作品恋ではなく、愛よりも濃く