あらすじ

「ねえ、聞いた?双葉さんの話。」

放課後のざわめきが残る教室。窓から差し込む夕日が、長い影を作っている。いつものように、クラスメイトたちが数人集まって、噂話に花を咲かせていた。

「え、あの、山吹高校の秘密兵器?」

「そうそう!無口で、天然で、テニスがめっちゃ強いっていう…」

「あはは、何それ、漫画のキャラみたい!」

…って、ちょっと待って!それ、私の親友のことなんですけど!?

私、田中。山吹高校の三年生で、自称「双葉ほのか通訳」やってます!…え?なんで通訳かって?それは、追々説明するとして…。

双葉ちゃんは、私のたった一人の、そして最高の親友。出会いは高校一年生の春。入学式の自己紹介で、「…双葉…ほのか…です…」って、蚊の鳴くような声で名前だけ言って、クラス中をシーンとさせた伝説の持ち主。…まあ、その「伝説」のおかげで、私は彼女と親友になれたんだけどね。

あの頃の私は、まさか自分が、無口で人見知りの塊みたいな双葉ちゃんと、こんなに仲良くなるなんて、夢にも思ってなかった。ましてや、彼女の通訳を自称して、その成長を一番近くで見守ることになるなんて…。

でも、今ならわかる。無口なだけで、双葉ちゃんは本当は優しくて、面白くて、誰よりも熱いハートを持ってる。テニスに関しては、マジで天才!…まあ、ちょっと(かなり?)変わってるところもあるけど、そこがまた可愛くて、目が離せないんだよね。

双葉ちゃんは、言葉で多くを語らない。でも、その瞳の奥には、静かな情熱と、限りない可能性が秘められている。そして、それを引き出すのが、私、田中の役目だと、勝手に思ってる。

これは、そんな双葉ちゃんと過ごした、高校三年間の、笑いあり、涙あり(?)、そしてちょっぴり恋愛ありの、青春ストーリー!そしてこれは、私たち自身の成長の物語でもあるんだ。

さあ、ページをめくって。双葉ほのかの世界へ、ようこそ!

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2024/12/31
  • 現在の作品無口な少女はテニスで世界を獲る!~理解のある通訳さんと~