あらすじ

荒牧橙弥。 俺の息子、14歳の彼が死んだのはもう3年前のことだ。6月の雨の夜に飲酒運転していた54歳の男性に跳ねられその場で死亡。運転していた男は逮捕に至るも意識不明の状態で病院で植物状態となった。 責める対象もなくなり、迷った俺は、妻の莉子と一緒に飲酒運転を無くす目的を決めた。東京を始め、全国各地で講演を開き、飲酒運転の恐ろしい問題を世に広めていた。そうしないとまた次の犠牲者が生まれるだけと考えていた。 そんなある日、警察からお手紙がお家に届いた。 その内容の中に悍ましいことが書いてあった。 「橙弥の墓が荒らされた」 いや、何かの冗談だろ?イタズラ手紙?名字が「荒牧」だから荒らされたって言いたいだけかよ?!って心の中でツッコんでいたが、待ってもいられず橙弥の墓を自分の目で確かめに行った。 そこには多くの警察官がいたのを見て、見ていやいなや声がかけられた「荒牧橙次郎さんですね?」 「はい、私ですが、なぜ警察が橙弥の墓の前にいるんですか?」 次の瞬間、警官に手錠をかけられた後に、耳を疑う言葉を彼が放った。 「あなたを墳墓発掘罪(ふんぼはっくつざい)の疑いで逮捕します」 ……………は?

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カクヨム
カクヨム2024/12/03
  • 現在の作品僅かでも、命取り。