あらすじ
「芸術は男の世界」であることが、常識だった江戸時代。浮世絵も例外ではなく、同時代に活躍した名立たる浮世絵師のほとんどは男性です。しかし、特異な境遇から浮世絵に触れ、才能を発揮した女性がいました。それは「葛飾応為」(かつしかおうい)。偉大なる「葛飾北斎」(かつしかほくさい)の娘です。
嫁ぎ先から戻って以降、葛飾北斎の晩年を支え続け、共同制作の浮世絵を残しました。自身のみで手掛けた作品数は少ないながらも、浮世絵界に新風を吹き込んだ葛飾応為。魅力溢れる代表作をご紹介すると共に、男勝りな性格や、父・葛飾北斎との逸話を紐解きながら、謎に包まれたその生涯にも迫っていきます。