あらすじ

「青春を謳歌しよう!」 そんな宣言から教習所に通う三人の若者はNGワードゲームに興じる。 幼なじみの風鈴に誘われて教習所に通っている貴裕。 彼が書いたNGワードは『待ってる』。 これを手にしたのが幼なじみの風鈴。 そして、風鈴がNGワードを書く相手は教習所で再会した子役時代の知人、空野聖里菜。 渡されたNGワードは『自由』。 最後に聖里菜が書いたNGワードが貴裕のもとに届く。 「聖里菜ちゃんが書いたキーワードなに? 貴裕が絶対に言わなそうな単語なんだけど」 「そーか? 貴裕も言うやろ。男友達とかの集まりで、ガンガン言うてるやろ」 「えー、嫌。貴裕はそーいうこと言わないもん」 「もんって可愛こぶっても、現実は変わらへんで。貴裕くんやって男の子なんや。なぁ」 「俺の額にはどんな単語が並んでんの?」 NGワードゲームはあくまでゲーム。楽しむためにある。 そのはずだった。 「哀れやなぁ」 聖里菜の声が仄暗い視界の中で響く。「抱きしめたくなるくらい。今の貴裕くんは哀れやわ」

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カクヨム
カクヨム2024/12/28
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