あらすじ
『 戦後、彼女たちは想像主に出会った...... 』
戦争が終わって半年程──
しかし、終戦の無線連絡が各部隊に届いてから、何も動きは無かった。
戦勝国がどこなのか、その後の撤収──何も指示は無い。
命令で動くのが軍隊。勝手な行動は命の危険と作戦の失敗を意味する。
しかし、指示はない。国と連絡も取れない。
どこも荒廃していた。
至る所が戦火を逃れられず、文明の崩壊を感じさせる。
生き残った部隊が独自に撤収を始める中、残存兵力との小さな衝突を繰り返す。
そして、しだいに世界が静かになっていく。
国外の最前線に取り残されていた即席部隊の六人は国境を目指していた。
〝堕天使〟と呼ばれた無表情で冷徹な兵士のティマ。
そのティマと唯一心を通わせるムードメーカーのナツメ。
軍人一家出身でエリート上がりの部隊長シーラ。
シーラの片腕で〝悪魔〟と呼ばれた衛生兵のスコラ。
民間部隊出身で国軍に反発心の強いヒーナ。
その幼馴染でコンピュータ専門のチグ。
それぞれの思惑や感情をぶつけ合いながら国境を目指すが、謎のドローンからの攻撃を受けて状況は変化する。それはどこの国の物でもなかった……