あらすじ
末端貴族の三男ハイド・ミスティコは幼少期に誘拐され、『通りすがりのおじさん』に助けられた経験があった。命の恩人の名前と居場所を突き止めるため、ハイドは護身術や魔法の鍛錬を積む傍らで情報収集を始める。
やがて貴族の子どもたちが通う学校に入学し、また誘拐されないよう目立たず地味に過ごすことを心がけながら、『おじさん』に辿り着く鍵を握る伯爵家の息子スノウ、学年首席の美少女ミーシアといった友人たちをサポートする慎ましやかな生活を送っていた。
一部で存在が知られるようになったハイドのもとにやってくるのはクセの強いクライアントと入手困難な情報の依頼ばかり。毎度半泣きになりながらもつい格好つけて引き受けてしまうのだが、求める情報を必ず手に入れてくるため、本人の意に反して凄腕の情報屋として要人たちに重宝されるようになっていく。