あらすじ
現在、子供の不登校は社会的な大問題となっています。不登校が長引くと、引きこもりや社会からの隔絶、家庭内暴力、孤独死、そして社会に対する絶望感からの犯罪に発展することも少なくありません。
私たち家族も、息子が中学2年生で不登校になった時、その現実に直面しました。不登校からの克服は、息子の性格や思春期特有の反抗期、周囲の環境、情報収集と対応の繰り返しと、非常に困難なものでした。親である私たちも、度重なる挫折や将来への不安に苛まれました。
現在、息子は30歳を迎え、不登校を克服して全寮制高校を卒業後、専門学校で整備士の資格を取得し、3回の転職を経て、大手自動車販売店で整備士として元気に働いています。彼の成長を支えた家族の努力と奮闘の記録を、この物語に記しました。
この物語は、中学2年生の時から始まる息子の不登校からの脱却を描いたエピソードを通じて、同じような困難に直面している全ての子供たちとその家族に、希望と勇気を届けることを目指しています。
「一人で悩むな!!」で描かれた福井県敦賀市に住む野坂家の4人家族、大樹、ひろみ、敦、夏帆。前回は長女の夏帆の借金問題を中心に描きましたが、今回は長男の敦が中学2年生のときに直面した不登校の問題に焦点を当てます。
敦が不登校になったことにより、家族全員がそれぞれの葛藤や挑戦に直面しました。親として大樹とひろみは、息子の将来を案じながら最適な解決策を模索し、多くの試行錯誤を繰り返しました。そして妹の夏帆も、兄の不登校に対して複雑な感情を抱きながら成長していきます。
この物語は、野坂家が経験した試練と、それを乗り越えるための努力と愛を描いたものです。同じような状況に置かれている全ての家庭に、少しでも共感と希望を届けたいと思います。