あらすじ
呪いや怪異などの特異事象は人々を恐怖に陥れ、負の歴史を生み出す。
討滅官は特異事象を正す使命を帯び、社会の裏側で静かに闘う……。
この物語はそんな討滅官たちの記録だ。
──用語解説(ネタバレなし)──
■ 特異事象(アノマリー)
負の歴史改変に関わる現象や存在で、人々を惑わせて世界を停滞させてしまう。
怪談や伝承に起源があるといわれている。
異常化能力(アノマライザー)という力を有する。
■異常史(アノマリー・アーカイブ)
特異事象が現実のものとなった負の歴史。
状況により刻々と変化する不確定な未来でもある。
■討滅官(アメンダー)
特異事象を正すために派遣される捜査官。
日本には数百人いるといわれ、異常化能力を持つ。
■異常化能力(アノマライザー)
特異事象を生み出す力。
発動させるためには、独自の条件を満たす必要がある。
満たされた条件は24時間保持される。
■観察官(オブザーバー)
討滅官の補助を行う。
情報収集や状況の整理、案内などを担っている。
■布都御魂(ふつのみたま)
特異事象対策のために作られた機関。
布都御魂とは、伝承に登場する霊剣のこと。
現在では、内閣情報調査室に設置された特異事象対策室(Special Incident Response Office──SIRO)として、情報収集や対応の権限を与えられている。
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●主な登場人物
■灰戸カナメ(はいど・かなめ)
討滅官。
常に纏う赤いマントがトレードマーク。
灰色の髪に、灰色の瞳。
身体能力が高く、奇妙な行動を取る。
行動も言動も常軌を逸している変人。
口癖:「俺様に名前を訊くな」
異常化能力:燎原の火(プレイリー・ファイア)
■月代凪(つきしろ・なぎ)
新人の観察官。
黒いパンツスーツがトレードマーク。
長い黒髪を後ろで纏めている。
真面目を絵に描いたような人物。
観察官の仕事に慣れようと、熱心に勉強をしている。
口癖:「とりあえず頑張ってみます!」