あらすじ

本作の主人公の一人である姫野 心春(こはる)。都内の都立高校に通うごく普通の高校生である彼女は、頭にこびりついて離れないとある光景に物心ついた時から惹かれてどうしようもなかった。 いつからか現実に色味がなり見渡す限り一面灰色に見えるようになった。そんな感覚が芽生えたときに同時に芽生えた「寝ている間の数時間のみみることのできる夢のなかには色があり、においがあり、感触があり、自分がいて、誰かがちゃんとそこにいて温かみを感じることができる…なんでか、夢の中が現実よりも現実らしいとてもふわつく、不思議ででも幸せな夢」それに彼女は惹かれてどうしようもなかった。 この夢の話を、彼女が生涯で唯一心を許した三人の登場人物に話したことがきっかけで物語ははじまる。 彼女たち四人は、「眠り姫」と呼ばれることになる。 四人が見る夢にはかならず共通点がある。それは 「夢の形は違えど、四人の夢には四人が必ずでてくる」ということだった。 これは、ふわりと宙に浮かぶような不思議さと、人間らしいまっすぐな暖かさが夢の中で交差する彼女たちの、人生の記憶の、断片を綴った物語。

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小説を読もう2019/07/29
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