あらすじ
何千年か昔、私たちの祖先が住んでいたという太陽系第3惑星地球。
人工増加による食糧・環境汚染問題が困難な課題となった。
科学者たちは「人類は一度地球を出て、地球自体の自然環境を再生する必要が
ある。そのために、宇宙開発…太陽系内の他の惑星の開拓や外宇宙への進出…
を行うべきだ。」と主張し始めた。
それに対して各国協議を行い、国際地球生存連合組織を結成した。
太陽系内で移住先を捜索するチームは火星をベースに移住計画を策定。
太陽圏外に人工惑星を作製するチームは、実験も含め、小さいサイズから
行い、地球と同等規模の物を作れるようになった。
私がいる惑星は、地球規模の人工惑星で何代目かになるらしく、通し番号は
誰も覚えていない。
人工惑星の名称も、Virtual Earth Base Core、略称「V.E.B.C」とあるそうだが
この名称も誰も覚えていないらしく、代わりにと言う訳ではないが、
住んでいる人たちからは「ティランテラ」と呼ばれている。
ティランテラが作製された当初、未知のエネルギーが存在していた。
調査・研究したが当時の科学力では解らずじまいだった。
科学者でも解らないため、「魔法力(ME)」と呼ぶようになった。
この星に住むようになって数百年がたったころ、生まれてくる子供の中に
魔法力を宿した子供が出てくるようになった。
魔法力を扱える子供を「魔力持ち」と呼ぶこととした。
また、魔法力が扱えない人々は「一般人」と呼ぶようになった。
魔法力を自在に操る人達を見た一般人にとっては、魔力持ちは気味悪い
存在となっていった。
現在から遡ること20年前、人為的に世界崩壊と呼ばれる現象が起きた。
人口は崩壊前の60%に減少し、大半の死亡者は一般人だった。
その結果、一般人と魔力持ちの人工バランスが均衡状態となり、
魔力持ちがこの惑星を管理するようになった。
なお、地球をどうするかについては、この人工惑星を含め、
どの人工惑星の人々も既に忘れている話となっている。