あらすじ
「やはり戦いは素晴らしい!戦いこそが生きがいだ!」
「一生かけて償ってやるよ。この罪を。」
独裁者によって支配された共和国と、共産主義者が圧政を敷く連邦国の五年間にわたる戦争が終わって約一年。
戦争によって大量に生まれた能力者たちによる犯罪も増加し、共和国の治安は悪化。
能力者を止められるのは、能力者だけ。
そこで能力者犯罪を取り締まるために能力者によって構成された政府の極秘機関、能力者犯罪対策機関「GCA」が設立した。
かつて共和国側の少女少年兵だった能力者、ライは頻発する能力者犯罪への対策のため、とある少年とバディを組むこととなる。
少年の名は、月狼(げつろう)。かつて戦争で隣国の少年兵として多くの敵を殺し、「1000人殺しの狂犬」「通り魔」と呼ばれ恐れられた男だった。
戦争によって感情を失った戦場の英雄ライと、戦後生きる意味を失った通り魔、月狼。
二人は能力者犯罪に立ち向かうが、そこに月狼のかつての『兄弟』冬狼と、能力者の絶滅を掲げる悪魔、カーネル(大佐)・テルが立ちはだかる。
こうして能力者犯罪の取り締まりと能力者と一般人の共存世界の実現を目的とするGCUと能力者の絶滅を図るテルと独自の思惑のもとに能力者犯罪を支援する冬狼による三つ巴の戦いが始まった。
ライは感情を取り戻すことができるの。
月狼は生きる意味を探し出せるのか。
そして、この地獄の戦いの果てに待つ結末は。
能力バトルサスペンス(もどき)が今始まる。