あらすじ

時は、戦国、『覇王』とも呼ばれる信長が、安土城に移る前、 信長の家臣 明智光秀の娘 玉子(後のガラシャ)と 信長の家臣 細川藤孝の息子 忠興は、偶然の出会いを果たした。 ただし、玉子の実家 明智家は、唯の信長の家臣ではなかった。 斉藤道三の流れをくむ、『時読み一族』だったのだ。 時読み一族とは、碧き瞳を持つ一族で、乱世で泰平を求める為、『覇王の相』を持つ者を 見つけ、陰ながら、協力し、時には味方として、時には、敵として、乱世の早期収束に務める 者達であった。 覇王である、信長にさえ、内緒で・・・。 斉藤道三 義龍 龍興 竹中半兵衛 後に、光秀と共に、謀反をおこすことになる斉藤利三。 そして、濃姫。 長宗我部一族 稲葉一鉄 その他、隠れた同士達と、志を一つにする、玉。 玉は、五人の娘達と共に、時読み一族の幹部である明智光秀と煕子(本当は、男の疾風 後の明智秀満) の養女となり、信長には、実子として届けられる。 そして、豪快な義理の母 疾風が煕子として、旅先で路銀に変えるためと嘘をつき、暑さに負けて 髪を切ったことから、織田家中での、明智家の良妻賢母伝説が始まった。 そして、玉子達五姉妹は、織田渦中の『息子の嫁をもらいたい家ランキング』なるものの一位になってしまった明智家の為に、更なる苦労を背負い込むことになるのだった。 今回は、そんな、光秀三女 玉子の人生の前半の物語である。 自分の飼い猫と共に、岐阜城で昼寝していた忠興と出会った玉子。 忠興は、玉子に一目惚れするも、猫の阿久利 と 玉 の名を間違えて縁組を信長に願い出てしまうのだった。

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小説を読もう2016/12/27
  • 現在の作品ガラシャと忠興 幼き恋