あらすじ

村上なずな16歳、お輿入れを断って、双子の弟せりと共に火星の宙港から戦争に行く 〈額は天才、 背骨は剛毅、 腕はえばりんぼで 脛は気が早く、 足は軽やか、 胸は狂喜 ……掌は繊細〉 わたしの掌には竜の鱗が二枚埋まっている――士官候補生の村上なずなは弟のせりとともに火星の宙港で待機命令を受けた。 彼女の掌のあいだに浮かぶ漣は、観測史上初であろうベテルギウス付近の星波だ。彼らはこれから茶室搭載の最新鋭艦〈ニケ〉号に乗る。 十四年前、星波に乗って来襲した妖魔によって銀河系の星々は危機に瀕していた。汎人類規約に同意する銀河連邦の人類は星波を乗りこなすスターライド航法をもって敵を撃退すべく竜の鱗との相性を試される時代のことだ。スターライドとは、竜の遺骸から剥奪した「鱗」を身体に埋め込み、船にその「竜骨」を搭載して行う超光速航法をいう。

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小説を読もう2023/03/28
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