あらすじ

【気弱な魔力付与能力者が高位貴族の跡取り息子と恋をする】

幼少期に遠縁のウラガヌス伯爵家へと引き取られたリアンは、魔力がないことを理由に貴族教育を受けさせてもらえないまま成人を迎えた。彼の楽しみは母が残した本を読むことと使用人の仕事を手伝うこと、孤児院で子どもたちと遊ぶこと。そこで時々顔を合わせる青年『サイ』と過ごす時間を、リアンは心の支えにしていた。

ある日、孤児院で遊んでいる最中リアンに魔力付与能力が発現する。院長の知人である魔法省所属研究員ドロテアが能力の説明と育成の必要性を説きにウラガヌス伯爵家を訪れたが監禁されてしまう。ウラガヌス伯爵はリアンの能力を利用し、自分の娘セレーネを魔力付与能力者と偽って高位貴族に嫁がせようと企む。ドロテア解放を交換条件にセレーネの見合いに同行したリアンは、相手が孤児院での遊び友だち『サイ』であると気付く。明らかな身分の違いや彼を騙す片棒を担いだ負い目から『サイ』を拒絶してしまうリアン。

一方、『サイ』ことサイラスは、リアンに拒絶されて落胆していた。騎士団に所属して自分の隊を持ってはいるが、サイラスは魔力が乏しく強力な魔法が使えない彼は周りから侮られていた。しかし、部下であるヴェントとラドガンからは慕われており、悪意ある言葉や態度から守られている。落ち込むサイラスを見兼ねたヴェントとラドガンは、二度目の見合いに同席して彼の助けになろうと決めた。

* * *

毎日更新がんばります!

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2024/10/30
  • 現在の作品僕はキミ専属の魔力付与能力者