あらすじ
わたしはエ◯ゲーと年下の美少女と美少年が大好きなだけのしがないアラサーのOLだった。
ある日、いつものように終電帰りにビールを飲みながらエ◯ゲーをしていると、いきなり気を失って倒れてしまう。
そして……気づくとわたしは自分自身が美少女に転生してしまっていた。
最初は喜んだものの、わたしはすぐに気づいてしまった。自分が転生した世界は、直前まで自分がプレイしていたエ◯ゲーだということを。しかも凌◯ゲーだ。
さらに言うと、わたしが転生したのはよりよって物語の黒幕となる悪役令嬢だった。
ヒルダ・エヴァット。
主人公、エミリア・エヴァットの双子の姉にして、最も主人公を憎む存在。影で暗躍し、あらゆる手を使って主人公を追い詰める悪魔のような女。それがわたしの転生したヒルダというキャラクターだった。
このゲームはどぎつい凌◯ゲーだ。主人公であるエミリアはとことんひどい目に遭う。どのルートもバッドエンドまっしぐら。救いはどこにもない。
でも、わたしは黒幕などにはならず、可愛い妹を愛でることに決めた。こんな可愛い妹をいじめるなんて冗談じゃない! わたしはエミリアを全力で溺愛するんだ!
これは運命に抗い、可愛い妹のために全てのバッドエンドフラグをへし折る〝姉〟の物語だ。