あらすじ
はじめに失礼します。
この小説は1話(EP)、1ページが長いです。時間がある時に読むことをおすすめします。
一応恋愛小説ですが、恋愛描写はほとんどありません。むしろコメディー、(読者様のいる)現実世界に関するメタ発言もかなり出てきます…
カーリー侯爵家唯一の令嬢『シオン』は王女の護衛騎士をしている。
騎士学校に通ってる時に王女に声をかけられ、卒業と同時に護衛騎士に任命された。
ある日、王命でシルヴァン公爵家の者と結婚する事に。
相手は学生時代シオンをライバル視していた『クロヴィス』、彼だけがシオンをライバル視しており、何か失敗するだけで煽られたり嫌味を言ってくるような男だったが、学園生活が楽しかったので無視して卒業してやった。
何かと絡まれる事にうんざりしていたが、彼も卒業したのと同時に何処かにスカウトされたようで会わなくなった。
…1年後、まさかの王命で再会=結婚することに…
肝心なクロヴィスは結婚する気ゼロ、両家の和解の為に【血の契約】を持ちかけたシオン…後に苦しめられる…
王国の辺境に最強の砦と防御力を持つ『カーリー侯爵家』(またの名を『カティリエラ辺境伯』)と王国の剣と呼ばれ最強の戦力を持つ騎士の一族『シルヴァン公爵家』は良い言い方で『ライバル』、悪い言い方で『敵対関係』
結婚後、クロヴィスは学生時代のように絡んでは来なくなったが、シオンを見下すような目や発言をしたり、彼女に興味が失くなったらしく冷たくなっていた。
そんな彼の仲間が言うには…どうやら彼には想い人がいるようで…
しかも…とんでもない事を言われてしまう…
「本当に女か?」
「前世は男だったんじゃないのか?」と…
【男主人公】だとバレた!?あながち間違ってないです!
※BLモノではありません
そんな結婚生活と仕事を過ごしてる中、ある日王女が暗い顔をして口を開いた。
「私の護衛達はサンドバッグじゃないわ」
どうやら新人が増え鈍ってしまった部隊の練習相手に選ばれてしまったそうで…
しかもその部隊には夫のクロヴィスがいて…
一体どうなってしまうのか…
驚きはそれだけじゃなかった。
嫁入り前、シオンの侍女は自分が「異世界転生した人間」だと告白。
彼女の持つ情報によれば、本来のシオンは【男性】で、更には物語の主人公【男主人公】との事…。
家族や使用人から険悪に扱われ、人々から嫌われて育った傷付いた少年が力を付けて周りを見返す痛快な物語だと言うが…残念ながらシオンは若い女性で、家族に溺愛されて育った侯爵家の可愛いお姫様。
人々に嫌われるどころか王女本人に声をかけられて護衛騎士、実力を人々に認められてる女性だ。
しかも彼女の言う【物語】にはクロヴィス登場するようで…
色々食い違いがあるようだが、クセ強侍女の情報は役に立ちそうだ。
夫からの愛はいらないけど自分の時間は欲しいと思ってたのに…
本人が気付かず……【血の契約】が牙を向く…
物語の【男主人公】らしいが自分は正真正銘の女性、物語なんて知らない!
見えない所で動く怪しい影に振り回されながらも自分を貫く女騎士『シオン・カーリー』の物語