あらすじ

シエナには二人の幼馴染がいた。 イライアスとセレスティア。 二人は顔のせいで高飛車な悪女扱いをされていたシエナと仲良くしてくれた。そんな二人が、彼女は大好きだった。 なのに。セレスティアがストーカーのせいで亡くなったのだ。 一緒にいたイライアスも重傷を負い、途方に暮れるシエナ。 それなのにとある貴族令嬢が、今回の事件が起きたのはセレスティアがストーカーを誘惑したからだと言ったのだ。 そのせいで自分を責めたイライアスの体調はさらに悪化し、とうとう自殺未遂まですることになる。 それを見たシエナは父親に懇願し、イライアスと結婚することになる。そして二人は療養と称して、彼の領地にある静かな別荘に移り住んだ。 それから五年。彼は以前と変わりないくらいにまで回復したのだった。 それを機に王都に戻ると決意した彼を見て、シエナは思う。これならきっともう大丈夫だろう、と。 それと同時に、思う。自分がこのまま彼の妻でいるのは、間違っていると。だから言ったのだ。 「イライアス。私たち、離婚するべきだと思うの」 その一言で、傷だらけの二人の止まっていた時間が動き出す。

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小説を読もう2024/11/11
  • 現在の作品かりそめの妻でよかったはず、なのに