あらすじ
《虚人》。それは、“空虚な存在”という意味で名付けられた、人類の脅威。
地球上での版図を失い、軌道上に逃れた人類は、『塔』によってかろうじて地上とのつながりを保っている。
そのひとつ、3号塔には、《虚人》を撃ち砕く弾雨を降らせる者がいた。
圧倒的な能力を持つその者は、3号塔防衛部隊の塔隊長であり、“《虚人》に最も近づける人間”だ。
彼は《虚人》を知り、人間を知ってゆく。そして、かつて投げられた問いの答えを見出す。
だが、答えを見出したのは彼ひとりだけではなかった――――
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