あらすじ

何気ない言葉が誰かの何かのスイッチになる。自ら犯した言動は、乱反射してどこへ向かうのか……。 水久里葵葉 (みくり あおば)は、高二で初めて同じクラスになった檜垣冬亜(ひがき とあ)のことをいつしか目で追うようになっていた。 きっかけは、クラスで悪目立ちする三人組に彼がいじめられていたことだった。 冬亜の場合、世間でよく耳にする、気弱な生徒が攻撃を受けるのとは少し違っていた。 美しくて頭のいい、誰にも興味を示さない孤高の生徒だったからこそ、三人組に目をつけられたかもしれない。嫉妬や妬みと言う理由で。 そんな冬亜には悪癖があった。 冬亜は狙った獲物にあることをして快感を覚えていた。 ターゲットにされた相手は、大なり小なり打撃を受ける。 一方、冬亜の視界に入りたくて葵葉は何かにつけて彼をかまった。 葵葉が自分の過去を打ち明けたことで、冬亜は興味を持つ。そして葵葉の抱える悲しい過去は、冬亜が唯一愛する姉の失踪にも関わっていて……。 愛に囲まれて育った葵葉と、愛を知らず、ずっと拒絶して生きてきた冬亜。 二人の高校生を中心に、未解決だった事件が動き出す……。

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カクヨム
カクヨム2024/11/02
  • 現在の作品ふさわしい結末