あらすじ
「アレクサンドラ・フォン・ベルナール。おまえを第一王子殺害の罪で国外追放を命ずる」
(こくがいついほうって、そんなに大変なことなのかしら?)
与えられたのは、死刑宣告とも等しい処罰であったが。当の本人は平然としていた。
アレクサンドラはれっきとした伯爵家の令嬢である。しかし彼女はれっきとした「問題児」でもあった。
一言でいうなら暴れ馬、もっと言うならば血の気の多い娘。
舞踏会やドレスや宝石にはなんの興味もない。
アレクサンドラが目を輝かせるものとは――戦うこと。自分の腕を磨くこと。
国外追放されたとしても、