あらすじ
地獄のオニを管理する「環境庁」で働く主人公のギンカ。数ヶ月前に突然始まった「ダイバーシティ改革」では、古い時代を脱却し新しい地獄を目指すことが発表された。針の山、血の池、灼熱地獄はもう古い。
現場で働くオニたちと改革を指示する「審判庁」の板挟みになりつつも、変化を続ける地獄で奮闘するギンカたち。しかし、とある亡者の女性との出会いが、ギンカの日々を少しずつ変えていく――。
働くオニと、裁かれるヒト。
地獄はいったい何のためにあるのだろうか?
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この物語は、『往生要集』や仏教の考え方に基づいた地獄の世界に創作を加えたフィクションです。
実在する一切のものに関係はございません。
なお、執筆にあたり大角修著『地獄の解剖図鑑』(株式会社エクスナレッジ)を参考にさせていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。