あらすじ

「また生きてしまった、、。」 もうだれもいないとわかっているのに、微かな希望すらない世界で一人生き長らえている。草木がビルを覆い、地面はひび割れ、街は静寂を体現する。 「また"君たち"か」 もはや意思のない骸にすら話しかけてしまう。もう何年も自分以外の生存者とは全く合っていない。もはや壊れてしまった自分を嘲笑い、銃を放つ。もはや日常になったこの風景。嫌になりながら、また銃を撃つ。誰もいない街で、、。 2022年、世界がパンデミックに集中していた頃、影から密かに成長した特殊な"菌"は人の脳内に寄生し生きる機能を奪い、感染者を歩く骸と変化させた。人類が気づいた時にはすでに遅く、感染者は世界中に散らばっていた。彼のいた街もそうだった。 それから、あまり時間がたたないうちに世界は静寂に包まれた。訳がわからない、彼一人を残して。

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カクヨム
カクヨム2024/01/14
  • 現在の作品人類最後の逃避行