あらすじ
いっつも誰がに出し抜かれてる、スカーレット・スカイライン。その鈍臭っぷりは、「ぐぬぬ〜!おぼえてらっしゃい!」が決め台詞なのだと周囲から誤認されるほど。
そんな彼女に、怪しい縁談が! 両親が勝手に婚約を結んでおり、そして一週間でやらかして婚約破棄!
激怒した両親から「花嫁修行に行ってきなさい!」というわけのわからない理由で、国外追放に!!
おとなしく従うスカーレットではない。真っ赤なスカートひらめかせ、今日もなにかしら厄介事に巻き込まれたり、巻き込んだり!
「ぐぬぬ〜!おぼえてらっしゃい!」
……そんな彼女に付いて来たのは、世界観を無視した最強の「わけあり」従者たち。性格が悪い・協調性がない・あきらめが早い・サボる・でもなぜかスカーレットのことは見捨てない。
「ほんっとに手のかかる従者たちですこと……。お前たちの主人がわたくしでなければ、とっくに解雇されているところですわよ!?」
裏で活躍し、スカーレットを強烈にバックアップする彼らの素顔に、主人であるスカーレットだけが気づいていないのだった。
・主人公 スカーレット・スカイライン
育ての親である叔父夫妻の期待に応えるために、毎日きちっと丁寧に暮らしていた……はずなのに失敗がやたら多く、ここぞという場面で勝利を逃してしまう。だけども腐らず、くじけることなく、今日も降りかかる難題に、果敢に挑んでゆく。成り行きで戦闘に巻き込まれることが多く、その豪快な戦いぶり故に、「悪人」のレッテルを貼られがち。おまけに愛称が「スカル令嬢」。
・グレージュ
灰色の髪と両目が特徴的な、飄々とした性格の執事。スカーレットが追放されたときに、なぜか付いて来た。観察眼が鋭く、並外れた推理力でスカーレットを補佐……しているのか、遊んでいるのか、よくわからない言動をする。
・ゼレビア・グランツ神官
スカーレットの両親が、娘の結婚相手に選んだ美麗な青年。若くして邪神教を率いるカリスマ神官。スカーレットに興味関心がなく、彼女の領土に「魔神召喚のためのストーンサークル」を建設するのが目的。愛称は「ゼーレ神官」。
・カミオ
カミオ娼館の高級娼婦カミオを母に持つと言い張る、ワイルドな盗賊の青年。身の回りの物なんにでも「カミオ」と名付けるため、本名不明。独自のルールに則って暮らしているらしいが、臨機応変に変更を加えるため、勝手気ままに暮らしているようにしか見えない。