あらすじ
富士山の麓、青木ヶ原樹海にある廃墟「王座病院」。かつて精神科病院として機能していたその場所は、東日本大震災で崩壊し、今では悪霊や異世界への入口など、数々の都市伝説が囁かれる廃墟と化していた。
時は二〇三〇年、人工知能とロボットが社会を支配する未来。五人の大学生と一人の女子高生が都市伝説を確かめるために廃墟化した王座病院を訪れる。だが、そこには彼らの想像を超えた闇が待ち受けていた。
暗闇の中で明かされるのは、彼ら自身が向き合わざるを得ない「幸福」の形。廃墟の暗闇で、彼らが見つけた真実とは――。
息もつかせぬ緊迫のサイコサスペンスホラー。