あらすじ
主人公、石田 鷹彦はブラック企業に勤める三十八歳。
過労死して異世界に転生してしまう。
そこは、剣と魔法があって、モンスターがいる世界だった。
彼は、王族の五男坊、トルティア・ロックゼランとして生まれ変わっていた。
もちろん、前世の記憶はそのまま引き継いで……。
いつか、現代知識で無双してやる。
そんな野望を燃やしながら八年の月日が過ぎた。
ある日、国王の前で剣術の披露があった。
相手は兄のヒドォルオ。
兄の剣がトルティアの眉間を捉えた時、トルティアの体は石になってしまう。
木剣はバキッと折れてしまった。
なんと、亡き母親は呪われており、トルティアは胎児の時にその呪いを引き継いでいたのである。
呪いによる風評被害を恐れた国王は、息子であるトルティアを辺境の地へと追放してしまう。
追放されてトルティアであったが、丁度、王族の教育に飽きており、前世でマスターしているアウトドアの知識もあってワクワクしてしまう。
しかし、辺境の地は畑には適さない痩せた土地だった。
森には凶悪なモンスターがウジャウジャ潜み、川の向こうには王国に楯突く屈強な先住民族がいるのだ。
とても、快適な場所とは言い難い。
しかし、石化する呪いを使ってモンスターを倒したり、食料を保存したりと大活躍!
あれ? この呪い、便利かも!
美少女メイド、ミカエもついてきて、毎日が楽しい!
以前からトルティアのことが気にいらなかったヒドォルオは、辺境で住むことになった弟が絶望しているだろうと胸を躍らせる。
「土下座をして許しを乞えば、僕が助けてやろう。ククク」
彼は馬車に食料をたくさん積んでトルティアの元へと訪れるが……。
呪いの活用で逆転劇が展開される!
痛快、石化無双譚!