あらすじ

記憶を失い、街で彷徨っていた少女・雪梅は、ある優しい店主に拾われ、藍天酒家で働き始める。そしてそこで出会ったのは、不思議な魅力を持つ二胡の音色。その音は、失われた記憶の奥深くを揺さぶるような懐かしさを持っていて……。  仙術という魔法のような力で音楽を彩る仙界。しかし雪梅には仙術が使えない。それでも宮廷楽士になるという夢を諦めない雪梅。  仙術のない音楽が宮廷で認められることなどあり得ない、そう誰もが言う。それでも彼女は奏で続ける。たとえ仙術の光は放てなくても、心に届く音色があると信じて――。  音楽の才能、記憶の謎、そして仙界の秘密。すべての真実に触れたとき、雪梅の奏でる音色は、誰も見たことのない世界の扉を開く。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2024/12/14
  • 現在の作品響鳴の奏者 ―鳴玉弦歌―