あらすじ

鼠谷ミキに俺は恋をしている。 「月が綺麗だね(愛してる)」と俺は言ったけど、「月? 月なんて出てないじゃん」と彼女は青空を見上げた。「バカじゃない? 仁成にしか見えてないのよ」とミキが言う。 夏目漱石語に直すと『あなたの片思いよ』ということになる。  俺はフラれてしまったのだ。  俺には両親がいなかった。  いないというのは語弊があるかもしれない。いたけどいなくなった。お金だけは援助してくれるけど両親は俺から去って行った。寂しい俺の隣にミキは寄り添ってくれた。孤独がゆえに愛が芽生えお互いを知って、一歩踏み出すのが不安になっていた。  このノリなら普通は俺と恋仲になるパターンじゃねぇ? と正直思っていたから、フラれて死ぬほどショックだった。  冷徹で美しくて頭がおかしい生徒会長のメアリーが俺の告白を聞いていて、……なんだったら動画も撮影していて、SNSにアップして世界に俺の告白を晒そうとしていた。それを阻止するためにメアリーに協力することになった。  メアリーには好きな人がいる。俺の友達の牛尾田マサルである。イケメンで優しい男だった。牛尾田マサルとミキが恋仲にならないように、頭のおかしい生徒会長・メアリーに協力して、2人を幸せにしないように動き出す。

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カクヨム
カクヨム2024/12/14
  • 現在の作品彼女が好きだから幸せになってほしくないと思った