あらすじ
あらすじ・ネタバレ注意
アリスは旧市街の「書籍文化資料館」で、不思議の国のアリスの展示を見つける。その後、資料館内から「探して」という謎のメッセージとともに、仮想世界へ転移してしまう。
そこでは「モノフォシス」と名乗る謎の存在と出会い「融合」を求められるが、アリスは拒否して仮想世界を彷徨い始める。
荒廃した巨船「マザーシップ」と出会い、過去に起きた災厄「ザ・ダーク」や「マネー複合現実システム」、その後の復興期「アフターダーク」、更には閉鎖された仮想化システム「メタバリアム」について知る。
その先で様々なキャラクターたち、カルテカ、アロノン、ドロシー、イカロス、ダイダロス、Mr.ロストハット、ジャーマネ兄弟、犬人、ジャバラ、名前のない人、公園管理人などと出会いながら、仮想化を巡る様々な物語を見聞きし、アリス自身が物語の変更に関わり始める。
やがて「ネオ・メタバリアム」構想を知り、ビブリアンと出会う事で、自分の答えを見つける。
そこで仮想世界を出る事にしたアリスの前に、脅威となるシマネコや、1つ目のハートの女王などが立ちふさがり、仲間たちとそれを突破する。
その先で一人になったアリスは、現実と繋がる光る人物と会話し、「ネオ・メタバリアム」や「機械生命体」ついての知見を深め、仮想世界から出ることにする。
話は仮想世界の外のアリスに移り、外側から「ネオ・メタバリアム」に興味を持ったアリスと、仮想世界のアリスとの邂逅について語られ、アリスの新たな夢への挑戦が始まるところで、物語は幕を閉じる。
仮想化をテーマに、アリスの出会いや彷徨いを通じて、生命、人、社会を廻る、古くて新しい幻想的なSF小説。