あらすじ
―――主義の強者たれ。
そう両親から教えられ続けた男は、『プラメント・アカデミー』という学園ファンタジーゲームのキャラクターに転生してしまう。
しかも、そのキャラクターは実力主義の学園に入学してすぐに破滅エンドを迎える、キャロルという誰もが嫌うクズな悪役で―――
「だがしかしッ! それも実力を極めればいいだけのことじゃないか!」
実力主義の学園で破滅エンドを迎えるのなら、実力を磨けばいい。
さらには、キャロルの家は侯爵家の騎士家系。
嫌われ、腫れもの扱いを受けていたとしても、実力さえあれば認められる一家だ。
だからこそ、どんな手を使ってでも強くなることをキャロルは決めた。
しかし、鍛え続けているとどうしてか、嫌われていたはずのヒロインである王女や貴族のご令嬢、さらには傍付きのメイドまでが近づいてくるようになり―――
「おかしいな……嫌われ者のはずなのに、ここ最近やたら王女とかから話しかけられるんだが」
「……ご主人様が節操なしに助けるからですよ……ばーか」
それでも、キャロルのやることは変わらない。
望むものを手に入れ、自由に生き、大事な者ができた時守れるように―――
「実力主義の強者たれ―――これが転生した悪役令息の『鉄則』だ」