あらすじ
弾弦(だん・ゆずる)は社長の座が約束されていた。しかし、それは父親が敷いた道であり、自分の意志ではなかった。それでも従わざるを得ず、葛藤の日々を過ごしていた。
そんな中、イタリアからの移民である老パン職人と出会い、彼の店でアルバイトをすることになる。そして次第にパン造りに惹かれていく。
それからしばらく経った頃、老パン職人の里帰りに同行した弦はフィレンツェの薬局で美しい人に出会った。フローラという名前の薬剤師だった。
一目惚れだった。しかし、気持ちを打ち明けられないまま別れの時が訪れた。
ところが……、
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古のメソポタミアとエジプト、
中世のフィレンツェ、
現代のフィレンツェとニューヨーク、
すべての糸が繋がりながらエピローグへと向かっていく。