あらすじ

観察者でもあった彼ら、超生命体達は、彼 らの観察対象である一個の下等生物の意識世 界を全開させた。 隊商が黄金都市を訪れようとしていた。長 い砂漠の道のりで、さしものサイボーグ=一フ クダも疲弊しているようだった。その上に乗 っている人々はそれ以上のようだ。 目の前に吹き荒れる砂嵐を通して、かろう じて、彫刻が施された金色の城壁が見えてき ている。目ざす都市一ラグーン市なのだ。 このあたりの砂漠地帯のオアシス。このミ ューダ砂漠の富と財宝を集めている都市なの だ。 黄金の壁の一部が外側へ開き、ねずみに似 た形のヴィーグルが出現した。 隊商を迎えるためだろうか。砂漠を越え、 ようやくこのラグーン市へ辿り着いた人々は 手を振った。 が。それに応えたのはヴィーグルの目玉の部 分から発射された機関銃のスタッカート音だ った。 。 機銃弾は人々の体を貫き、さらにはサイボ ーグ=ラクダの体をパラパラに吹き飛ばした。 静寂が訪れた。しはらくしてヴィーグルの (。チから一人の男が出てきた。ヴ4Iグル の後部へソリを着けた格納車の中へ総ての残 滓をヴィーグルのマニュピュレーターを使い、 格納車にほおり込み、都市の中へ引きずり込 んでいく。何回もこの作業をくり返し、後に 何も残らなかった。最後には壁がヴィーグル を呑み込み、‘何もおこらなかったのごとく、 砂が動いていた。 この一部始終を私クリスは上空500mから消音へリ コプターでモニターカメラを通じ、観察して いた。

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小説を読もう2020/12/30
  • 現在の作品クリス・リックマンという名の箱船●全宇宙の観察者、超生命体達は、対象である下等生物のいつ意識を全開させてみる実験をした。地球人類の生き残り1人は最適解をだすだろう。