あらすじ

音楽の王国に、姉妹の可愛いお姫様がいました。 ところが、姉姫は生まれつき口が利けません。 当然、歌も唄えません。 母親である女王は、「出来損ないも良いところだわ」と嫌って、妹姫ばかりを可愛がります。 姉姫は楽器も触らせてもらえず、雑用ばかりを命じられ、下女部屋で寝起きする生活を強いられてしまいました。 ところが、王宮から漏れ聴こえるハープの音色に魅せられて、音楽に興味を持ち、壊れたハープを手に入れると、熱心に演奏し、多くの聴衆を集めて〈音神姫〉と称されるほどになりました。 母親である女王は、そんな姉姫を利用しようと考えます。 妹姫を表舞台に立たせて、陰で姉姫にハープを弾かせて、「妹姫が演奏した」と思わせようとしたのです。 帝国の皇太子の前でも、同じように演奏させ、結果、妹姫を皇宮に送り込むことに成功しました。 ところが、妹姫はハープを上手に弾けません。 じつは姉姫が演奏していたと知り、皇太子は激怒します。 音楽の女王は、口の利けない「出来損ない」の姉姫が、〈音神姫〉と称されるほどの名演奏家とバレて、皇宮に呼ばれることが許せません。 とうとう刃物を持ち出し、泣き叫ぶのを無視して、姉姫の指を根こそぎ切ってしまいました。 実母による、あまりに酷い仕打ちに、帝国の皇太子のみならず、他の王国のお姫様たちも憤慨しーー。 ※ざまぁ系のストーリーです。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2024/12/09
  • 現在の作品生まれつき口が利けず、下女にされたお姫様、じつは世界を浄化するために龍神様が遣わしたハープの名手でした!ーーなのに、演奏の成果を妹に横取りされ、実母の女王に指を切断されました。許せない!天罰を!