あらすじ

麻生繭は殺された。 背中の皮をはがれ、天使のような姿に加工された状態で…。 容疑者として警察から疑われたのは、彼女の恋人である女、玲於奈と、その双子で医学部中退で小説家志望の弟、隆希。 恋人ならば、動機がある。 医学を知る者ならば、手段がある。 かけられた疑いを晴らし、真犯人への復讐を果たすため、双子は事件の捜査に関わっていくことに。 だが、被害者の封印された過去を知れば知るほど、事態は日本全土を巻き込む恐怖へと増大していく。 ※登場人物紹介 水原玲於奈:殺された麻生繭の恋人。同性愛者。麻生繭の手により全身にタトゥーを彫られている。そのせいで夢を奪われた過去を持つが、繭を心から愛している。玲於奈は本名ではなく芸名。田舎の両親からは縁を切られ、東京のマンションで麻生繭と『幸せな』同棲生活をしていたが、繭が殺されたことでその人生は暗転する…。 水原隆希:玲於奈の双子の弟。医学部中退の小説家志望の無職。友人の家に居候し、寄生虫のようなだらしない日々を過ごす。アル中気味で女たらしだが顔と頭はいい。繭からは「文才のない太宰治」と呼ばれる。頭脳は明晰だが、人格に難があるダメ人間。繭の事件により、姉・玲於奈から協力を強いられることに…。 麻生繭:殺されて天使を模した姿に『加工』された女。東京で玲於奈と暮らしながら、タトゥー彫り師および画家として活動をしていた。幾何学的な絵を得意とし、彼女の刻んだタトゥーは邪悪なまでに迫力があると一部で人気。自由奔放で他人を気にしない身勝手な人物。恋人である玲於奈さえ知らない秘密を多く抱えていて、死後、玲於奈は封じられた事実と対面していくことに…。 佐藤:隆希のかつての師。解剖学者だが、心を病んだらしく精神科病棟にいる。双子の捜査に協力し、情報提供をするが、油断のならない老人。

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カクヨム
カクヨム2024/12/06
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