あらすじ
ようやく人心地つけるはずだった。
ブラック企業を離職するまで長い時間をかけてしまった。
取引先がある以上、迷惑をかけられないと言う常識的で良識的な考えに邪魔をされ……、転職など今の世ならば当たり前のようなものだと言うのに、生真面目と言うより、流されやすい性格が仇となったと言えるだろう。
常識的で良識的、当たり前が、当たり前でなくなったのは……忍と言う女の子との出会いだった。
夕日が綺麗だと立ち止まったばかりに……非日常が日常へと変化する。
その日、人は土くれとなり、折り重なり、大地が大きく揺れ……後に世界樹と呼ばれる大木の1本目が根付くのだった。